2018年4月20日金曜日

カンポンアイール(水上集落)のイメージって?



こんにちはSAORIです。
水上集落というとどんなイメージを持たれますか。貧乏な人たちが生活しているところ?ライフラインが整ってなさそう?
きっとネガティブなイメージを持っている人の方が多いのかもしれません。
でもブルネイの水上集落はそうでもないのです。
現在(2018年)は約2万人の人が水上集落に住んでいて、住居だけではなく学校や消防署、警察署やちょっとしたご飯屋さんもあります。

集落も一つの集落ではなくそれぞれ村になっていて、村長さんもいるし住所もあるので手紙も届きます。
道は板張りになっていて手すりはないところが多いですが、そんなところを小学生くらいの子達はなんと自転車で移動してます!


上下水道も完備されていて、本当に地上と水上の違いくらいで生活水準はほぼ同じ!



お家に遊びに行ったらちょうどお菓子のケースを『ニッパやし』という葉っぱで作っているとこでした。
このニッパやしはその昔、水上集落のお家の壁やら屋根に使用されてたと言われています。


そのケースで作ったお菓子がこちら。ういろうのような、ゼリーみたいな米粉で作ったお菓子で『Selerutセルル』と言います。
味はずんだのような?素朴で昔ながらの味です。

現在は、ゴミの問題や転落事故などを考慮して政府は新しいエリアに水上集落を造ることは推奨していないようです。
人口は減りつつありますが、いつまでも続いていってほしいなと思います。

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